島嶼保健看護領域 島嶼保健看護領域

島嶼保健看護領域

島嶼保健看護領域とは

島嶼に関する教育?地域貢献?研究を推進していく領域です。

そこで大事にしているのは、以下の看護の捉え方です。

島嶼保健看護とは、「周囲を海に囲まれた小さな島島嶼で、子どもから高齢者までのすべての人々を対象に、健康の保持増進から看取りまでのあらゆる健康レベルにあわせて、看護職者がそこで暮らす人々と専門職?行政の協働により地域文化を基盤に展開する活動保健看護である」(出典:大湾明美(2021):島に学ぶ地域ケア 高齢者の豊かな人生を創る発想の転換)

教育

【学部】

  • 1年次:島嶼保健看護実習、災害看護
  • 2年次:なし
  • 3年次:なし
  • 4年次:島嶼保健看護、在宅保健看護実習(久米島?宮古島担当)、看護統合実習、看護卒業研究

 

【大学院】先端保健看護分野 島嶼保健看護領域

  • 前期課程:実践島嶼保健看護、島嶼保健看護
  • 後期課程:島嶼保健看護

実習室の紹介

実習室はありません。

主な卒業論文のテーマ

島嶼をフィールドとして、以下のキーワードを中心に卒業論文に関わってきました。

地域性(島嶼性)、自助?互助?公助、地域行事、社会参加、看護実践、多職種連携、ストレングス、認知症、高齢者、アルコール、防災、地域行事、自立支援、生活様式、終末期ケアなど

2024年度のテーマ>

?小島嶼における寝たきり高齢者の安楽?楽しみのための残存機能活用型ケア

?小島嶼における超高齢者の人との交流の再開を促す看護実践

?H島居住の糖尿病を患う後期高齢者のストレングスと連携を活かした看護実践

?中規模?孤立型A島の母親のニーズと社会資源

メッセージ

ともに未来を紡ぐ離島看護へ

みなさんが歩み始めた看護の道は、これからの島嶼の未来を支える大きな力になります。2035年を見据える今、島嶼における保健看護は、地域の人々の暮らしと文化に寄り添いながら、新しいケアのかたちをつくる役割を担っています。保健看護の学びは、医療だけでなく、人類学や社会学など多様な視点ともつながり、地域の課題に応える力となります。

みなさん一人ひとりの学びと挑戦が、次世代の看護を築く礎です。ともに学び、ともに育ち、ともに未来を描く仲間として、島嶼保健看護の希望を紡いでいきませんか!

関連リンク