実践から考える 看護技術研究会
実践から考える 看護技術研究会
「実践から考える 看護技術研究会」 とは 看護の実践現場において対象に即した確かな看護技術を提供することは,質の高い看護を行う上で不可欠です。実践現場では条件の異なる場や対象にあわせて看護技術を適用することが求められますが,その能力の獲得は個々の看護職者の努力に委ねられているのが現状だといえます。現場においては看護の原理から外れた技の崩れも見られ,それが自覚されていない場合もあります。また,日々の看護を行う中で疑問や不都合を感じながらも目の前に突きつけられた問題への対処に追われて解決できないままになっていることも多いと思われます。一方教育においては,学生の看護技術修得レベルの低下や臨地実習での実践体験の困難さなどが指摘されてきています。このような状況は人々の健康を担っている看護職者として解決せねばならない問題であり,この問題の解決は実践と教育の場にいるものが協力して取り組むことによってより進展するものと考えます。このような課題への取り組みとして共同研究会「実践から考える 看護技術研究会」を発足しました。